セブに来たなら押さえておきたい!セブのオススメ観光スポット①

日本から直行便で約4時間半で行けるフィリピン セブ。
フィリピンは7000以上の島々からなる群島国家ですが、その魅力と言えば、日本では見られない美しいビーチですよね。
フィリピンの7000以上ある島々の中でも、年々観光客が増えてきているセブ島ですが、ビーチ以外にも楽しめる観光スポットがあるんですよ。
今日はそんなセブ島にある数ある観光スポットの中から、ここはオススメというスポットをご紹介したいと思います。
セブ島にまだ行ったことのない方も行ったことのある方も、ぜひセブの魅力を発見してみてください。
目次
マゼラン・クロス (Magellan’s Cross)
フィリピンは、東ティモールを除けば、東南アジア唯一のキリスト教国です。
かつてスペイン植民地だった時にキリスト教が広まり、今ではフィリピン国民の約90%以上がキリスト教徒です。
そのためキリスト教会が数多く点在しており、セブにも教会の遺跡建造物がたくさんあります。
マゼラン・クロスはその中のひとつ、サントニーニョ教会の隣にある巨大な十字架のことです。
幾多の災害の被害を受けなかったことから、人々の間では「マゼラン・クロスを煎じて飲むと万病に効く」という都市伝説が広まり、十字架が少しずつ削り取られること起きたほどです。
現在では損傷を防いで保護するために、八角堂で木をガードした状態で展示しています。
サントニーニョ教会
サントニーニョとは幼子キリストの意味で、この教会には、マゼラン(ポルトガル人航海士)が贈ったとされるサントニーニョ像があります。
教会はスペインの初代総督レガスピにより16世紀に建てられ、フィリピンで最も古い教会のひとつとして、セブ島のキリスト教信者の信仰の拠り所になっています。
日曜日にはミサが開かれているので、ミサの様子と大勢の信者たちの篤い信仰心を垣間見ることが出来るのでオススメです。
教会内には、多数の聖人の像が祀られている金の装飾が見事な祭壇や、十字架に掛けられたイエス・キリスト、聖母マリア像などが飾られています。
ちなみに教会のシンボルのサントニーニョ像は、教会の一番奥の部屋に厳重に祀られており、どうにかして間近で見ようとする人たちの行列で30分~1時間待ちになるほどなので、観光時間にちょっと余裕を持っておくと安心かなと思います。
道教寺院 (Taoist Temple)
キリスト教会が立ち並ぶセブ島の中で異彩を放つ存在の道教寺院。
戦後、中国系(華僑)がフィリピンに入植し、この寺院は1972年にセブ島に住む中国人コニュニティーによって建設され、中国の思想家・老子の教義が保存されています。
山の中腹の高級住宅街・ビバリーヒルズに位置し、セブ市街や周りの豪邸を見渡すことのできるとても眺めのいいスポットです。天気が良ければマクタン島もきれいに見えますよ。
寺院は一般の人にも開放されているので、信者ではなくても拝観することが出来ます。
敷地内には拝殿や本堂の他に、万里の長城を再現した通路やコインを投げて願いごとをする泉、七重の塔、龍の像、庭園など見どころ満載です。
毎週水曜日と日曜日には道教の儀式が行われるので、もし旅程の都合がつけば足を伸ばしてみることをオススメします。
オスロブ/ジンベイザメ ウォッチング
セブの澄んだ海を体験出来るダイビングは本当にオススメでが、特にオススメなのは、世界最大の魚・ジンベイザメと一緒に泳ぐ世界でも珍しいツアーです。
セブシティから高速バスで3時間の場所にあるオスロブでは昔から漁業が盛んで、かつては漁網を食いちぎる厄介者だったジンベイザメを餌付けして観光産業としています。
青い海の中でジンベイザメと一緒にゆったり泳げば、一生に思い出ができること間違いなしです!
その中でも「エメラルドグリーン・ダイビングセンター」には、セブ在住20年以上の日本人ダイバーさんが経営しているので、スタッフにも日本人が多数在籍していて、日本人が安心してダイビングを楽しめるスポットです。
http://www.emeraldgreen.info/index.php
サン・ペドロ要塞
サンペドロ要塞は、セブ市のダウンタウンいある歴史博物館です。
この要塞はフィリピンがスペインの植民地時代だった時に、スペイン人入植の拠点としてセブ島に建設されました。
1565年に建設が開始された当時は石造りではなく木造だったようで、現在残っている石造りの要塞は1738年に、敵対するイスラム勢力からの攻撃に備えて建設されたものとのことです。
第二次世界大戦中は日本軍の捕虜収容所として使われた歴史があります。
要塞内の通路にはスペイン統治時代の様子を描いた絵や100年近く前に撮影されたサンペドロ要塞の写真が展示されているので、歴史に興味のある方はぜひ押さえておくといい観光スポットです。
山頂展望台/トップス(Tops)
トップスはその名の通り「頂上」を意味していて、トップスはセブ島北部の街・バランバンに行く途中に通るブサイヒルズ(Busai Hills)にあります。
海抜609.6mの高さに位置するトップスは観光地としても、またデートスポットとしても有名です。
トップスから眺める景色はとてもきれいで、セブ市街やマクタン島を眺められるほか、天気がいいとボホール島まで見渡すことが出来ますよ。
トップスから眺める夜景もなかなかの見ごたえで、セブの方たちはお酒を持ってきて友人たちと飲んで過ごしたり、カップルはデートを楽しむ姿が多いです。
ロケーションはいいのですが若干アクセスが悪いので、レンタカーやタクシーを貸し切って行くのもひとつの方法だと思います。
その場合は片道だけの交渉にせずに、必ず往復交渉、もしくは1時間あたりいくら~という風に交渉してください。トップスに行ってしまうとタクシーや公共交通機関がないため、帰りがえらいことになってしまいますよ。
往復の場合は1200~1500ペソ(約2400~3000円)くらい、1時間あたりですと300ペソ(約600円)が一般的です。
支払いはセブシティに戻ってきてから支払いましょう。あと、念のためにタクシーの運転手の電話番号や車のナンバーを控えておくと安心です。
いかがでしたか?
セブはビーチや海だけでなく、歴史建造物やデートスポットになりそうな名所もあります。
セブにはまだまだ他にも押さえておきたい観光スポットがあるので、それは第二弾、第三弾でご紹介できればと思います。
では~。