ホストファミリーに喜ばれるお土産って?!

留学するときに必ず持っていかなければいけないものの中に、「ホストファミリーへのお土産」があると思います。
でも国籍や文化が違うからどんなお土産を持っていけばいいのかわからないし、どのくらい持って行くかも迷んでしまうますよね。
なので今日は、私がカナダに留学した時にホストファミリーに喜ばれたお土産と、ホームステイ先で喜ばれたおもてなしについて書いてみたいと思います。
目次
ホストファミリーへのお土産選びを難しくする要素とは?
外国の方に喜ばれるお土産というとすぐに思いつくのは、ザ・日本!というようなお箸や風呂敷、折り紙、お寿司のキーホルダーだと思います。
でもお土産を決める前に考慮してほしい要素は、
- お世話になるホストファミリーは今回初めて学生を受け入れるのか
- それともこれまで何度も受け入れた経験があるのか
という点です。
日本らしいお土産が全く喜ばれないというわけではありません。
お箸やキーホルダーなどのお土産を心から喜んでくれる家庭もあります。
ですが、ホストファミリーの中には10年以上も受け入れをしている超ベテランの家庭も多いので、新しい学生が滞在しに来る度に同じような物をもらっていては困りますよね。
かと言ってせっかくプレゼントしたお土産が捨てられてしまう運命なのはちょっと切ない・・・。
それに、ホームステイ先の人達が必ずしも日本に興味のある家庭とは限らないので、お土産選びは本当に難しいのです。
お土産選びで悩んだ末にたどり着いた私の選択は案外原点だった
実は、カナダには日本のものが買えるお店が意外とあるので、お箸なども簡単に手に入るんです。
あの品揃え抜群なダイソーもあるんです! (値段は日本よりも高いものがほとんどですが・・・)
なので”日本らしいもの”はカナダ人にとって取り立てて珍しいものではなくなっているのが実情です。
そうなると無難に喜ばれて、無くなるものである日本のお菓子が一番喜ばれます。
まさにお土産選びの原点に戻った選択でしたが、これが案外いい選択でした。
でも日本のお菓子と言っても、シンプルなクッキーやチョコだったら現地の方からしたら素朴に感じるでしょう。
なんせ海外のものは本当に甘くて美味しいので♡ (ちょっと甘すぎるものもありますが・・・)
なので、日本のお菓子の中でもちょっといいお値段のものや、抹茶味のお菓子がオススメです。
カナダではミント味やバナナ味のお菓子はよく見かけますが、抹茶味やイチゴ味のお菓子はあまり見かけないのでお土産にピッタリです。
ちなみに私は、アルフォートと抹茶味のクッキー、イチゴ味のキットカットをお土産として持って行きました。
ちょっといいお値段のものがいいと言いながら普通のチョイスでしたが、ホストファミリーに“Oh, I love it!”と喜んでもらえました^^
ただ、袋菓子だったのでスーツケースに詰めて持っていくときにかさばりました。
手料理っていう選択肢もあった
カナダでの日本食ブームは今も続いています。
お寿司屋さんや居酒屋、ラーメン屋さんを覗くといつも地元の方でいっぱいです。
なので、簡単な日本料理を振る舞うというのもとても喜ばれる感謝の表し方だと感じました。
私と同じ学校に通っていた友達の中には、好きなものを作って食べたいのでたまに自炊をするという子がいました。
その子がある日、いつもお世話になっているホストファミリーにお礼として、照り焼きチキンと焼きそばを作ってあげたそうなのですが、かなり好評だったようです。
やはりソース系の料理はカナダの皆さんのお口にも合うようですね。
何を作るか決める時に考えるといい要素
何を作るか決める基準としては、
- ホストファミリーの味覚に合わせた料理
- 手が込みすぎていない簡単レシピ
- 材料が現地で手に入る、もしくは日本から持ち込めるもの
この3つを考慮して決めるといいと思います。
せっかく作っても食べてもらえなかったらお互い気まずいですよね。
これは、同じ学校のみんなと食事に行った時に発覚したのですが、
北米系や中南米系、アジア系の方は醤油辛い日本食を好んで食べますが、ヨーロッパ系の方は薄味を好む方が多く、日本食が合わない方が多かったです。
なのでホストファミリーに料理を振る舞う際は、いつも食事を作ってもらってどんな味付けが多いのか知り、そのファミリーの国籍に合った味付けで日本食を作ってあげると、喜ばれると思います。
また、手の込みすぎていない料理ということですが、料理を振る舞うということはそこの家庭のキッチンを借りるということです。
ただでさえ慣れないキッチンで作業がはかどらないのに、使う器具が多かったり、材料が多かったり、工程が多かったりしたら、作っててイライラするだけだと思います。
それにせっかく料理を作ってもキッチンをぐっちゃぐちゃにしてしまったら、あまりいい印象にはなりません。
なので、少ない器具・材料・工程で作れる、お手軽な料理がオススメです。
また、材料が現地で手に入る、もしくは日本から持ち込めるものですが、カナダにも日本食材が売っていない訳ではありません。
でも結構高いです。
なので、材料が手に入らない、もしくは驚くほどコストが高い料理はあまりオススメしません。
もし日本から持ち込めるのであれば、私はこれをオススメします。
それはずばり、「めんつゆ」!!
めんつゆさえあれば親子丼も出来るし、肉じゃがも出来るし、外国人ウケするすき焼きだって作れます。
めんつゆはオールマイティーな日本の調味料なんです!
おもてなしにオススメの日本食5選
①オムライス
ごはんを焼いた卵でくるむ発送はカナダ人にはない発想なので喜んでもらえると思います。
また、ケチャップ味はカナダの方にも馴染みがあるので抵抗なく食べてもらえると思います。
それにオムライスの材料は現地で全部そろうので、気軽に作れるレシピです。
おもてなしの一環として作り方を教えてあげれば、自分が帰国した後もホストファミリーに親しんでもらえる日本家庭料理になると思います。
②揚げ出し豆腐
ヘルシー食材として人気のある豆腐ですが、あんなに崩れやすい豆腐を揚げるという発想は外国人にはないと思います。
なので揚げ出し豆腐の食感を楽しんでもらえること間違いなし!
味はあっさりしていますが、外国人は得てして揚げることが好き。オイルが好き。
ヘルシーながらも食べ応えのある揚げ出し豆腐は喜ばれると思います。
簡単な材料で作れるのもポイントのひとつですね。
めんつゆを日本から持ち込めば完璧です!
でも大根おろしは好き嫌いがあるので別添えの方がいいかと思われます。
③焼きそば
カナダで知られている日本の麺食と言えば、ラーメンやうどんがほとんどだと思います。
でも先ほどお伝えした私の友達の経験のように、ソース味が意外にもカナダ人の口に合うんです。
紅ショウガ・・・は探す必要があるかもしれませんが、最悪なくてもどうにかなるので(笑)
④お好み焼き
お好み焼きの材料で、粉とソースは日系スーパーで買う必要があると思いますが、その他は地元のスーパーでも手に入ります。
青のりやカツオ節、紅ショウガが全部ないとお好み焼きじゃない!とこだわる方であれば、必死に探すか、日本から持ち込みましょう。
また、ソースはおたふくソースじゃないとお好み焼きじゃない!という広島県民の方はソースも持ち込む必要があります(笑)
でもおたふくソースがあれば焼きそばにも使えるので、私は結構万能なソースだと思っています^^
⑤手巻き寿司
外国人でお寿司好きな方は多いです。
カリフォルニアロールはもうメジャーな料理になっていますが、それよりも手軽に作れる手巻き寿司は、自宅でも気軽にお寿司を楽しめることを紹介するのにとっても適した料理です。
また自分の好きな具材を巻いて食べれる点や大人数のパーティーに適しているという点も、外国人ウケするポイントかと思います。
海苔は薄くて軽いから日本から持ち込みやすいですし、地元の日系スーパーでも購入可能です。
また、酢飯をどうするの?と思う方にご紹介したいのが、「すしのこ」です。
炊き立ての白米に混ぜるだけで酢飯が作れるので、海外で料理を振る舞うときに本当に便利です!
最後に
以上、カナダのホストファミリーで喜ばれたお土産と喜ばれるおもてなし方法でした。
カナダに行ってみて思ったのは、“食”を共にすることはその国の方たちと仲良くなる架け橋になるということでした。
これから海外留学を考えている方がいらっしゃいましたら、よかったら試してみてください^^