セブ島留学の閑散期について徹底解説!

今人気のフィリピン・セブ留学。短期留学の場合でも3カ月以上前からの準備が大切になります。繁忙期中の留学あれば、更に早くから準備を始めることが必要です。
「どのようなポイントに気をつけて留学時期を決めたらいいのか?」、快適にセブ留学するにあたって注意しておくポイントがありますので、ご紹介したいと思います。
目次
セブ留学の繁忙期と閑散期
一般的に日本人がセブ留学する繁忙期は、は7月から9月の夏休みの時期と1月から3月の春休みの時期だといわれています。一方で閑散期は4月から6月末と10月から11月です。
韓国の学生は6月から8月、12月から2月が繁忙期であったり、その他の国でも旧正月やイースターなど日本にはない休暇を利用してくる他国の学生も多く若干の差があります。
また、時期によって留学生の年齢層にも差が出てきます。大学生や最近話題になっている親子留学をされる方たちは、長期休みのある2月から3月と8月から9月に一気に増える傾向が毎年見受けられます。
社会人は休暇取得に制限があるため、ゴールデンウィーク、シルバーウィーク、年末年始に短期で留学をする傾向があります。そして、シニア層は留学時期に融通が効くため、上記の時期を避けた時期に留学することが多いようです。
チケットの安さで選ぶ
一般的にチケットの値段が上がりやすい時期は7月から8月、ゴールデンウイークと年末年始
といわれています。少しでも安いチケットを狙うなら4月から6月の祝日を除いた日程や、10月から12月年末年始前がお得です。
平日出発平日帰着便であれば値段は更に下がる傾向にあり、経由便を利用すると時間はかかりますが費用を削減できます。
また、渡航の時期だけに着目するのではなく予約時期も重要です。早期割を適用している航空会社もあるため、セブ留学を決心したら早急にチケットの手配をしましょう。
繁忙期であれば空席はあるものの、同じエコノミークラスでもチケットの種別によって値段が変わってきますので早めにチケットをおさえるようにしましょう。
運が良ければフルサービスキャリアに比べローコストキャリアはプロモーション利用でたった1000円でセブまで行けてしまうという大チャンスもあるようです。
ちなみに現在人気はセブパシフィック航空で、直行便であるにも関わらず破格でチケット購入ができたりお得なセールを頻繁に行っています。フライトタイムが4時間程度なのでローコストキャリアで懸念されがちなシートピッチなども気にならず快適に過ごすことができますよ。
参考までに、閑散期は往復のチケットが合計4万円から6万円前後です。一方で繁忙期は8万円から20万円位までエアラインやチケット種別により大きく差が開きます。
閑散期に留学するメリット
勉強に集中できる環境が整っている
やはり繁忙期に留学すると、留学生は多く活気はあるものの、比例して日本人の数も多くなります。あまりに留学生が多いと現地のスタッフに相談したいことがあってもなかなか対応できない場合もあるそうです。
そして、どうしても日本人が多くなってしまうと日本語を話す時間が増えてしまったり、依存してしまうことが多いです。あえて日本人留学生が少ない時期を狙うことで、より自分を英語漬けにすることができます。
特に9月中旬から11月はフィリピンは雨季であるため、留学生が少ないだけでなく、観光客も減少する傾向にあります。雨季であるためアクティビティに参加しづらいというデメリットはあるものの、より部屋にこもって勉強する環境を作ることもできますよ。
部屋割りの融通が利きやすい
寮生活の部屋を申し込む際にも注意が必要です。閑散期になると繁忙期に比べ希望のお部屋のタイプの融通が効きやすくなります。
最も人気があり埋まりやすいのはプライベートを大事にしたい方向けの個室や、一番安く滞在できる4〜6人部屋です。部屋数に限りがあるので3カ月より早い予約が必要です。
自分自身が快適に感じる生活を送るためにも留学時期の選定や早めの行動が重要といえます。
お得に留学できる
渡航費だけでなく語学学校ごとに割引価格を設定されていることが多いので、留学時期に融通が利く方は閑散期を狙うのが断然お得です。
4週間以上の留学になると1週間の寮費が免除になったり、授業料が50パーセントオフになったりという特典を設けている学校もあります。
みなさんが留学する際にはエージェントを通す場合が多いと思いますが、エージェントといても無料エージェントと有料エージェントがあり、それぞれに特典が違ったりしますので、そちらもあわせて複数の候補をピックアップしましょう。
授業の質があがる
閑散期は繁忙期よりも、講師が担当する生徒数が減少するため、授業の質もあがります。
TESOLを取得した講師も多く存在し、授業準備もしっかりしているのがフィリピン講師の特徴です。繁忙期は語学学校のマンパワー確保のため講師臨時講師を雇う傾向があり、講師時代が授業することに慣れていない場合があります。
セブ留学はプライベートレッスンが主流なため、講師の変更や授業変更などのアレンジを効かせられるという点でも閑散期の留学をおすすめします。
留学におすすめの季節
留学するにあたってのおすすめ時期はあなたが求める留学スタイルによって大きく変わってきますので留学スタイル別にご紹介したいと思います。
とにかく英語の勉強に集中したい
この場合は、閑散期と呼ばれる4月から6月末と10月から11月を狙うといいでしょう。
相部屋でも満員になることは少なく比較的ゆっくり過ごすことができます。スパルタ式の学校にいけば、早朝から夜まで授業をしたあとに課題や次の日のテスト勉強をする必要があるため閑散期で留学生が少ない時期を狙うことでより集中できる環境を作ることができます。
また、繁忙期のような、留学生が多すぎてなかなか自分のアウトプットする機会が多く取れないという問題も避けることができます。
繁忙期よりも閑散期に缶詰状態で英語を勉強することで、英語力を著しくアップさせる留学生が非常に多いので、閑散期に集中して学ぶことがおすすめです。
英語の勉強だけでなくアクティビティも参加したい
この場合は、繁忙期と呼ばれる7月から9月の夏休みの時期と1月から3月の春休みの時期がおすすめです。
閑散期であると語学学校の離島や観光地への週末のツアーなどが開催されなかったり、隔週での設定になったりします。平日はしっかり勉強して週末は観光もすることで短期の留学であっても思い切り満喫したい方は繁忙期の方が満足されるかもしれません。
閑散期はツアーの催行人数に満たないこともしばしばあります。雨季である9月中旬から11月であれば、ダイビングやシュノーケリングなどのマリンスポーツなどのツアーが天候により中止されてしまうこともあります。
繁忙期はやはり留学生が多いので、多様な国籍や考え方に出会うチャンスも倍増します。せっかくの留学生活で勉強だけでなく視野を広げたいと考えている方は辺りも考慮して留学時期をきめていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?一言で「セブ留学」といっても時期によって留学の環境や費用面なども大きく変わってきます。また、日本が寒いので暖かい場所にいきたいなど気候の変動に合わせて計画を立てるのもよいでしょう。
あなたが求めている留学スタイルに合わせた時期に留学することで、よりあなただけのオリジナルの留学をエンジョイできることを祈っています。