【体験記】サーフィンするならセブから行けるシャルガオ島がおすすめ

こんにちは、Kazuです。
僕は昨年の2017年に人生で初めて海外でサーフィンをする、通称「サーフトリップ」というのをしてきました。
サーフィンを始めたいきさつ
はじめに簡単に僕のサーフィン歴を説明すると、20歳の頃にサーフィンを始めました。
昔から興味があったものの兵庫県南部に住んでいることもあり、サーフィンに触れる機会はありませんでした。
海はあっても瀬戸内海なので台風が来ない限り波はたちませんし、サーファーの知り合いも近くにいなかったのでなかなか始めれませんでした。たぶん、この様な状況の若者は多いと思います。
そして、唯一の知り合いのサーファーは種子島に住んでいる元プロの方でした。
種子島は実はサーファーの中では有名なサーフィンアイランドなんです。
以前から、その知り合いの方に「サーフィンを始めるなら、基礎をしっかり身に着けてから、短いボードに乗った方がいい」と言われていました。
そして20歳の頃に念願のサーフィンを学びに種子島に3ヶ月間滞在しました。
そこでロングとショートの間くらいのボードで波に乗れるようになり、その後は地元の兵庫県南部に戻って、週末には
- 三重
- 和歌山
- 福井
- 兵庫県北部
連休が取れれば足を延ばして四国の
- 高知
- 徳島
に行ってます。
といっても波が小さい日も多いですし、やっぱり種子島ほどいい環境ではありません。
また、大阪からアクセスのいいポイントに行けば人の多さは種子島の5倍くらいはいます。
そのため必然的に乗れる本数も減るので、種子島から帰ってきてから上達するスピードが遅くなりました。
これは僕だけでなく関西都市圏サーファーの悩みだと思います。
今現在は23歳でサーフィン歴は3年、ショートボードで横に滑るくらいでターンは未だに練習中といったところです。たぶん初心者と中級者の間くらいですかね。
フィリピンのおすすめのサーフポイント!
こんな感じでサーフィンをしているんですけど、たまたまフィリピンに長期で滞在する機会があってサーフィンをしたかったのですが、滞在先はフィリピンの7000個ある島の真ん中に位置するセブ島。
波がセブ島まで届いてこないのでサーフポイントはありません。
そこで、滞在中に数日間フィリピンのサーフポイントに行こうと思い調べたら、フィリピン国内で2カ所オススメのサーフポイントが出てきました。
一つは、首都マニラからバスで7時間ほど北上したとこに「サンフェルナンド」という町です。サーフポイントとして有名で、日本人の営んでいるサーフショップもあるみたいです。
二つ目は、「シャルガオ島」というサーフィンアイランドで、“クラウド9“と呼ばれるサーフポイントでは毎年世界大会が行われるほど有名です。
といっても、僕なんかは調べるまで全く知らなかったです。笑
シャルガオ島の“クラウド9”
この島はセブからしか飛行機が就航していなくて、首都マニラからは行けません。
僕はたまたまセブに滞在していましたので「今しかない!」と思い、1万円弱で往復の航空券を買い、6泊7日滞在しました。
ベストシーズンは6 月から波が上がってきて9月~10月が年間の中で最もよい波が来ます。
そして、有名なクラウド9にはこんな桟橋が200メートル近くかかっていてポイントまでも行きやすくなっています。
この桟橋から、右側は1番波ができやすい上級者向き、中央はその次に、左側は一番波ができにくいです。僕が行っていた8月でも右側では1日中波がありました。
とは言っても、コンディションが悪い時間帯もあります。クラウド9の特徴としては、波が大きくないときの満潮時はベタ波で引いてくるとだんだん波ができてきます。
ただしここは海底が砂浜ではなく岩やリーフになっているので干潮時にサーフィンをするのは危険です。
海水が腰ぐらいのとこで越えの波がたつので、失敗して波にのまれたらかすり傷では済まないかもしれません。
そんなコンディションでも地元サーファーはガンガン行きます。
逆に波が大きい日は左側のポイントだと僕ぐらいのレベルの人にはちょうどいい波が来ます。その時の右側はチューブを巻いたりしてます。
日本の波はだらだらと崩れる感じ(初心者にとっては乗りやすい)ですけど、ここの波は勢いがあって早く崩れていきます。
そのため、日本の波より早く立ち上がるようにしないとすぐに波にのまれます。僕もはじめのうちは波質と立ち上がるタイミングに苦戦しました。
ですので、上級者でもいきなり干潮時に行かないことをお勧めします。満潮時はそれほど心配することはありません。
僕自身、世界大会が行われるほどのポイントと知っていたので、海外からいろんな上手いサーファーが来てるんだろうなとビビっていったのですが、実際は半分くらいは初心者レベルの人たちでした。
インストラクターさんもたくさんいるのでそれだけ初めてする人が多いということなのでしょう。
でもさすがに干潮時は上級者が集まっていました。実際のところ、地元サーファーは波にも慣れてるし毎日来てるからプロ顔負けでめちゃくちゃ上手いです。
世界大会にも地元枠で数人出場するようで、プロ相手に入賞するそうです。
この島のメインのポイントはクラウド9なのですが、サーフィンアイランドともあって他にもポイントが10か所以上あります。
中心の街から、ボートに乗って5分~10分くらいで着くロックアイランドというポイントにもよく行ってました。
ボートといっても小さいボートでホテルのスタッフに言っても手配してくれますし、サーフショップは当然ながら、海にボード持って歩いておけば声かけてくれたり別のサーフィングループに便乗したりもできます。
値段も基本、500円ほどです。
僕が行った時期は朝にロックアイランドで、夕方にクラウド9でいい波が毎日あることを聞いたので、朝一からロックアイランド行って午後からクラウド9に行くっていうようなサーフィン三昧の日々を送ってました。
サーフィン三昧の日々に暗雲が・・・
日本でする時は1ラウンド2時間を3ラウンド、合計6時間やってましたが、それを同じように2、3日目としていると4日目の午後から目に激痛が走り、涙が出っぱなしで目もあけれなくなり、太陽光やスマホの光でさえも刺激が強くて見れませんでした。
この町には病院はなく、とりあえずコンタクト用の目薬を差し続け、目の痛みを感じながらなんとかスマホで原因を調べると“紫外線による目の炎症”でした。
日本でも真夏にサーフィンして、翌日になると外に出ただけでまぶしすぎて普通に目があけれないことがありました。
それは軽度の炎症だったようで、フィリピンの強い紫外線を連日浴び続けたので重度の炎症になってしまいました。
でも翌日になると痛みも引いて、日本の時みたいに外に出るといつも以上にまぶしく感じる程度まで回復したので、さっそくサーフィンに出かけました。
ただ、その日から外出時はサングラスをかけて、サーフィンも1ラウンド削って4時間だけにしました。
日焼けは日焼け止めと夜にはアフターケアをしてたのでそれほどつらい思いもしなかったのですが、まさか目がやられるとは思ってもいなかったです。
この経験以降は日本でも頻繁にサングラスをかけるように心がけています。
サーフィン時にサングラスはかけれないのですが、紫外線をカットできるコンタクトレンズがあるみたいで購入しようか検討してます。
シャルガオ島はのんびりできる島
シャルガオ島はサーフィン以外はほとんどやることはありません。綺麗な滝がいくつかある程度でこれと言った観光地もありませんが、海は本当に綺麗です。
海辺でのんびりしたい人にはオススメです。
日本人もあまりいないのでバリやグアム、セブなんかよりも海外感を味わえると思います。
サーフィン中に一人の日本人サーファーに出会いました。その人は新婚旅行でセブにきて、そのついでにサーフィンをしにシャルガオ島に来たらしいのですが、シャルガオ島の方がいいと言ってました。
僕が滞在していた街はジェネラル・ルナという東の小さな街です。(地図でいうと黄色で囲んでるところです。)
メインのクラウド9のすぐ南に位置していて、クラウド9までもバイクで10分程の距離です。
ほとんどの観光客はこの街を拠点にいろんなサーフポイントに行くようです。一応小さなコンビニやお酒が売ってたりパン屋があったりと、こじんまりとした田舎の街です。
街の一部の通りの地面が自然になったのか持ってきたのか分かりませんが、海の砂になっていて面白いです。
滞在中の移動はバイクをレンタルしてバイクで移動していました。クラウド9にもすぐに行けるし、サーフィン以外の時間に島をツーリングしたり離れたレストランに行ったりしてました。
レンタル代も安いのでレンタルするのをオススメします。
来るときに注意しないといけないのが、このジェネラル・ルナには両替所もATMもないので僕はセブを出るときに余分にお金を下ろしておきました。
万が一お金が無くなった場合は一番近い大きめの街のダパまで行かないといけません。(地図でいうと赤で囲んだところです。)
ここはそこそこの街で、屋台なども並んでるのでフルーツを買ったり日用品を買ったりできます。
旅を終えて
シャルガオ島自体が田舎なのでセブほどの活気はありませんが、島ならではののんびりとした空気を感じながら思う存分サーフィンができます。
それに物価も安いので他の国に比べてお財布を気にすることなく行けるのも魅力です。→セブ島2018年 最新物価情報!
次はセブのついでにではなくシャルガオ島をメインにしてまた行きたいと思っています。
セブで体験できるマリンスポーツについては→セブのおすすめマリンスポーツ ―オスロブで神秘的な体験をしよう―