フィリピン セブで貴重品を守る!盗難・紛失した時の対処方法

日本から飛行機で約5時間、フィリピンのリゾート地として有名な「セブ島」。
安価に英語を学べるため、最近では留学でも人気なフィリピン セブ島ですが、日本と比較するとどうしたって治安は心配なところ。
セブ島で貴重品を守る方法、貴重品を盗難・紛失した時の対処法についてまとめます!
目次
「海外にいる」ということを意識しよう!
「今、自分は海外にいる」ということを自覚して、防犯意識を忘れないで欲しい! というのが最初に言っておきたいところ。
観光地として有名なセブ島だけあって、日本人の観光客も多い。
特にセブ市内は留学生が多いので、まだ日本にいるような錯覚をしてついつい油断してしまいがち。
スリに遭うのは決まってそういうタイミングなので、気を抜かない!ということを忘れないでくださいね。
盗難される手口を知ろう!
フィリピン セブでのスリの手口として一番件数が多いのがバイクスリ。
後ろから近づいてきて、すれ違う瞬間にスピードを上げてバッグをひったくる、というのが彼らの常套手段です。
トートバッグ・肩掛けバッグなんて格好の餌食!
ウエストポーチか小さめのポシェットを体の前に抱えるようにして、常に貴重品は肌身離さず移動しましょう。
ちなみに、私も気を付けていたんですがスリに遭いました (泣)。
私の場合はフィリピンの公共交通機関の一つ、ジプニーに乗っていたときのこと。
体をやけに密着してくるお客がいるなぁと思って警戒していましたが、腕を組んでうとうとしているようだったので「大丈夫かな」と思っちゃったんですよね。
そうしたら、組んでいた腕の陰からひっそりと手を伸ばしてカバンの中の財布だけを器用に盗っていたらしい。
やられたー!!!!
いつでもどこでも、本当に気を張っていないとダメですよ!
盗まれてしまうことを前提に「対策」をしよう!
(1)大金は持ち歩かない
地元のレストランでご飯を食べるときに必要なのは1回30ペソ(70円くらい)程度。
観光客は現金を簡単に持ち歩くので狙われやすいです!
普段の持ち歩きは500ペソ以下で十分ですよ。
(2)カードの付帯保険を確認しよう
クレジットカードには「付帯保険」といって、カードを持っているだけで旅行中の盗難などの事故を保証してくれるサービスがあります。
例えば「アメックス(アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード)」の場合、日本出発から90日の間に起きてしまった盗難であれば、カードを持っているだけで最大50万円まで携行品の保証をしてくれます。
クレジットカード会社によって、海外旅行の携行品保険が付いているもの・付いていないものがあるし、適用条件や上限金額・保証期間も異なるので、自分の持っているカードのサービス内容を確認しましょう。
(3)日本に安く国際電話をかけられる「LINE OUT」を設定しよう
日本人のほとんどが使っている「LINE」に「LINE OUT」という機能があるのは知っているでしょうか?
LINE OUT というのはLINEの拡張機能の一つで、インターネット回線を使って電話回線に架電ができるというサービス。
固定電話なら3円/1分、携帯電話にかけても14円/1分…つまり、
30分話しても100円未満という超格安で電話ができるサービスなんです。
これが盗難の被害にあった時に非常に役立つ!
どういうことかと言いますと……
クレジットカード会社によっては盗難にあった時に クレジットカードを止める窓口をセブ島に設置していない場合があります。
そうすると、日本の窓口に国際電話をかけるか、家族に電話をしてもらうかの二択になりますが、このLINE OUTをもっていると通話料の心配なく日本のカード会社に連絡を取ることができます!
ということで、もしもの時のためにも日本にいるうちに設定しておきましょう。
さいごに
フィリピン セブ島で一部の地域では、盗難品を探してもらうのに警察に賄賂を渡して探してもらう、という文化があるところもあるようですが、
盗まれたものは返ってこないというのが基本です。
しっかりして盗難対策を立てて、安心・安全なフィリピン セブ生活を送ってくださいね。